日本たばこ産業株式会社とキリンホールディングス株式会社から配当金通知が来ました!
7500円と2700円。
併せて10200円の不労所得でございます。
ときを同じくして、ブログを見た小学校時代の幼馴染から
「NISAで買ったのに配当金から税金引かれてるぞコノヤロウ!」
的なクレームメールが来ました。
ですので先日
【続ゲスの穴入門編2後編】
で触れたNISAの補足説明をします。
NISAでの配当金の受け取り方
①株式数比例分配方式
②登録配当金受領口座方式
③個別銘柄指定方式
④配当金受領証方式
の4種類です。
結論から申しますと、配当金が非課税になるのは
①株式数比例分配方式 だけです。
他の3つの方式だと、20%の所得税と地方税がガッツリ引かれます。
せっかくなので、この4つにどのような違いがあるか説明します。
①株式数比例分配方式
株式の配当金等を、配当の権利確定時における残高に応じて
証券会社の口座にて受領する方式。
配当金が証券会社を経由して入ってくるイメージ。
JTとキリンの配当金は松井証券に入金される。
NISAで買っていたら10200円の入金。
②登録配当金受領口座方式
株式の配当金等を、あらかじめ指定した金融機関口座で一括して受け取る方式。
JTとキリンの配当金は松井証券ではなくUFJに入金される。
この場合、NISAで買っていても20%の税金がかかるので、
8160円の入金。
③個別銘柄指定方式
②登録配当金受領口座方式と同じく、配当金を金融機関口座で受け取ることができる。
この方式の場合、JTはUFJでキリンはゆうちょ等、分けて受領することができる。
もちろん課税対象なので、UFJに6000円、ゆうちょ銀行に2160円の入金。
④配当金受領証方式
発行会社から自宅に直接【配当金受領証】が郵送され、自身で郵便局またはゆうちょ銀行で配当金を受け取る方式。
この場合、振り込みではなく現金。
キリンとJTのそれぞれから2160円と6000円の配当金受領証が届く。
彼女は
①株式数比例分配方式
ではなく
②登録配当金受領口座方式
を選択していたので、NISAで買っているにもかかわらず、しっかり20%税金(JT200株、日本円にして3000円)を徴収されたわけである。
あきらめるのはまだ早い
3000円を取り戻す方法はある!!!
配当金の支払通知書を保管しておいて確定申告するのです。
損益通算(詳しくは続ゲスの穴入門編2後編を見てね)を利用して3000円を取り戻すのです!
いかがだろうか?
お分かりいただけただろうか?
さいごに、おまけの話。
NISAがいいの?特定がいいの?
もちろんNISAの方がいいに決まっている。
が、しかし!
NISAには年間取引額120万円以内という縛りがある。
例えばJTを400株買うと61600円の配当金が非課税でもらえるが、
他の銘柄が買えない。
ここで重要なのはNISAと特定口座の使い分け。
特定口座の場合、再三申し上げている通り20%の税金がかかる。
でも落ち着いて考えてみよう。
20%の課税の対象は売却益と配当金。
勘が良い人は、もうお気づきですよね?
そう、株主優待!
株主優待は配当金じゃないので課税対象じゃないんですよ。
例えば7412アトム。
ここの株主優待は、お食事券が年間4000円分もらえます。
コロワイドグループ(わかりやすいとこで言うと、かっぱ寿司など)なので、かなり使い勝手がいいです。
かっぱ寿司に行って優待2000P使うのと、現金2000円払うのって変わらないですよね?
つまり、ここの優待ってほぼ現金なんですよ。
アトムの配当金は100株で200円。
特定で買って20%引かれても40円。
でも優待ポイントはお金じゃないので非課税。
何が言いたいかというと、
配当少なくて優待が良い銘柄は特定で買った方がいいということ。
なんだかんだ言っておりますが、アトムは年末に売ったので、
もう株主ではないわけですけども(笑)
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お気軽にコメントください。
これ知らなかったです!
勉強になりました(☆。☆)
はじめまして。
お役に立ててなによりです(^_^)
配当金の受け取り方が4種類もあったとは驚きですL(゚□゚)」オーマイガ!
NISAだったらイイ!んじゃ無いんですねΣ(・口・)
意外と知られてないことって多いんですよね(^_^;)
そういったことをお届けできればと思っています(^_^)